教習所での修了検定、卒業検定。
免許を取るうえでの難関ですよね( ;∀;)
私も何度も何度も落ち込んで泣きたくなりました。
教習所に通い始めると、
「楽しい!」という人と
「辛い…」という人に分かれます。
私はとても辛かった部類です(*_*;
ガチガチになりながら、修了検定をなんとか合格して、卒業試験では1度不合格になるという挫折
を味わっています。
この記事がおすすめな人はこちら。
・教習所がとにかく辛い
・学科はいいけど実技が苦手
ブログ管理人の現在の運転スペック
・免許取得から15年以上
・ゴールド免許に最短でグレードアップ
・駐車は2~3㎝単位で幅寄せ可能
・友人知人から運転が丁寧と言われる
・大の車好き
こんな感じで、世間一般的な視点で見ても、車の運転技術に関しては優秀なほうだと思ってます。
卒業検定で落ちた経緯
言われるがまま教習所へ通い始める
私の地域では主な移動手段が車なので、高校3年生で免許を取るのが一般的です。
親から言われるがまま、親戚が働いてる教習所へ通うことに。
そのときはまだ「免許取りにいくのめんどくせーなー」くらいにしか思ってませんでした。
学科では優秀な成績を取る
まずは学科から教習所のカリキュラムは始まりますよね?
高校ではまあまあな成績を取ってた(偏差値40代の高校ですw)ので、学科はなんなく頭に入ってました。
「車のこともよく分かってるし、実技もたぶん余裕だな」
こんな甘い考えで実技、いわゆる教習を始めることになります( ;∀;)
教習所内での実技練習が始まって挫折感を味わう
いざ実技が始まると、車を走らせるまでに思ってた以上の準備があってカルチャーショック。
親や兄弟の運転する姿をずっと手本に見てきた私は、
ルームミラーを確認してシートベルトを締めてからエンジンをかけて…という手順が必要だとは思いもよりませんでした。
車を走らせるのは、運転のほんの一部に過ぎないことを初めての実技で思い知りました。
ここから先は、車を走らせる以外の手順の多さに毎回混乱しながら教習を受けることになります。
しかも、教官が予想以上に厳しい。
初めて運転する人に指導する立場なのに、
高圧的だったり塩対応だったりと私には考えられない対応をしてきます。
まあ、毎年何にも分からない人たちを相手にするので、気持ちがわからないわけではないですが(^^;
そんなこんなで、教習が終わるまでの約2ヶ月間。
私にとって教習は大きな悩みになりました。
修了検定の実技はなんとか合格
前々から友達に聞いてた手順通りだったので、
修了検定は緊張で手足ががくがくになりながらも無事に合格できました!
車線変更や坂道発進など覚える手順が多いものは、
家に帰ってからテキストを何度も確認して暗記しました。
手順さえ覚えていれば、体は勝手に動いてくれると信じていたのでw
路上に出てトラブルを連発
いよいよ路上に出ることになります。
ここからが本番。
のはずでしたが、結果は
方向指示器を出し忘れる、雪が積もった路肩を走り続ける、駐車はまったくコツがつかめない
など、
散々な結果が待っていました。
ほかにも方向転換や縦列駐車はうまくできないまま、教習の全過程が終了してしまいます。
「えっ、こんな状態で卒業検定受けんの!?」
「こんなにできないのって、おれだけなのかな…」
かなり不安定な心境のまま卒業検定を迎えることになりました。
親や兄に本気で相談しましたが、取り合ってもらえませんでした。
「大丈夫だ~!できるから~」
余計にへこんだのを憶えています…
卒業検定で不合格
卒業検定では路上はなんとか無事終わり、教習所へ帰ってきます。
そこで教官から、縦列駐車をやるか方向転換をやるか指示されます。
どっちもかなり心配でしたが、どちらかというと方向転換のほうがうまくいく確率が高かったので、
方向転換になることを願っていました。
でもそんな願いもむなしく、縦列駐車を指示されます。
検定員の教官は、かなり優しい教官でほんとはだめなところを、
「うーん、そうじゃなくてねー…」
「あー、いや違うんだよなー」
と優しく穏やかに軽くヒントをくれました。
しかし、手順通りに縦列駐車をできなかった私は不合格の通知を受けることになります。
ちなみに、その日の不合格者は2人だけ。
そのうちの1人となってしまい、かなりへこみました。
補習の教習では、失敗した縦列駐車を練習させてもらいました。
強烈な挫折体験だったので、逆に記憶に残り手順をマスターできました。
縦列駐車を年に1回使うか使わないかの今も、そのときの記憶がサポートしてくれてます(^^)
でもその夜は、車を運転してるすべての人を尊敬しました。
「今運転してる人みんな、あんな大変な試験を合格してるんだ…すげーなー…」
親に申し訳ないと思いながらも、再試験の追加料金を払ってもらうために結果を報告しました。
2回目の卒業検定でぎりぎり合格
2回目の卒業検定の教官は、教習所の校長でめちゃくちゃ厳しい人でした。
この人に当たった瞬間、
「これ2回目不合格決定やん…」
絶望したまま卒業検定が始まります。
路上でも何度も小言を言われながらも、大きな減点はなく教習所へ帰ってこれました。
しかしここで1/2の勝負に負けることに…
マスターした縦列駐車ではなく、方向転換の指示を受けます(T_T)
「終わった…」
そう思ってたら案の定、切り返さないと出られない状態になります。
半ばやけくそになり、道路端のブロックにタイヤを乗り上げて曲がり角を出ようとすると、
「バックしなさい!無理やり行くなんてだめに決まってるだろ!」
厳しい教官に怒られました。
この言葉を聞いて完全に落ちたと思いました。
2,3度切り返して方向転換エリアからなんとか脱出。
すでに落ち込んでいました。
「もう運転なんかしなくていいや…」
「こんなに好きだった車は、おれには合ってなかったのか」
憂鬱な気分になってると、合格発表が始まります。
そこには、
なんと……
合格の文字が!!!
思いがけない合格に、
「あの教官、言葉は厳しいけど意外と優しいんだな。めちゃくちゃありがとう」
と教官に感謝の気持ちでいっぱいでした。
免許センターの試験は余裕で合格する
免許センターの試験は学科だけだったので、
緊張はしてましたがあの地獄の実技よりはましだと思いながら受験します。
過去問の的中率が高い問題集を友達から借りて勉強し、
完璧に答えを憶えていたのでわからない問題はほとんどありませんでした。
結果は見事合格!
その日から、嬉しくてじいちゃんが乗ってた軽トラを初めて運転しました(*´▽`*)
教官について
教官なんて、何年も何十年も車の運転だけ教えてるんですから、運転が上手くて当たり前ですよ。
教習をスマホに例えると、
スマホ→車
基本操作→運転
こんな感じです。
偉そうで高圧的な教官に言われるとへこみますが、
あの人たちは
運転=基本操作を教えてるだけ
なんです。
あなたは「基本操作=運転」がしたくて、
「スマホ=車」は使いませんよね!
スマホで動画見たり、画像見たり、調べものしたりしたいからスマホを使うわけです。
運転はあくまで手段。
車で行きたい場所、親しい人を乗せたいのが目的のはずです。
そう考えると楽になれますよ!
※優しくて丁寧に、そして熱心に教えてくれている教官はこの限りではありません!
修了検定、卒業検定で落ちたとしても大丈夫
今の私は、周りからも評価されるほど運転技術が磨かれています。
でも、運転技術が磨かれたのは免許を取った後です。
教習所での様子を見てもらったとおり、だめだめな教習生でした。
学科だけ得意な頭でっかちの劣等生だったんです。
車好きでしたが、そんなものはまったく役に立ちませんでした。
泣きたいくらい、教習所が嫌になる気持ちは痛いほどわかります。
ほんとうに辛いですよね。
でも、あきらめてしまえば今まで積み重ねてきた時間が無駄になります。
なので少し教習から離れてみるのもおすすめです(^^♪
ストレートで免許を取れることがいいこと、すごいことではありません!
- 1 教習の期限は4つある
- 1.1 教習の有効期限:9か月
- 1.2 仮免許学科試験の有効期限:3か月
- 1.3 仮免許証の有効期限:6か月
- 1.4 卒業検定の有効期限:3か月
教習所入校から9ヶ月間以内なら卒業できるようなので、
焦る必要はないんです(^O^)/
運転免許を取ることで、好きなときに好きな場所へ行く自由が待ってます。
家族も友達だって安全運転なら楽しく乗せられます。
何度もチャレンジしたっていいじゃないですか!
「免許取れなかったらどうしよう…」
ではなく、楽しい未来のために今は辛抱しましょう!
ドライブは人によっては、ライフワークになり得る趣味ですよ(^O^)/
私もその1人です!
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました!